事実を基に分析し、
根拠をもって
数字で説明する
入社3年目/
アセットマネジメントチーム

入社のきっかけと決め手は?

前職は注文住宅の営業で、建築に関する提案を約12年間行っていました。いわゆるハウスメーカーの営業でしたので、土日は住宅展示場で勤務し、ご来場いただくお客様へ自由設計と構造をアピールする業務が中心でした。メインのお客様は若い世代でしたが、強固な構造を売りにした高価格帯の商品であったことも影響してそのようなお客様は年々減少し、代わって団塊世代の終の住まいとしての新築や建て替え、2世帯住宅の提案が中心になっていきました。しかし、それも一巡すると注文住宅のご依頼自体が徐々に減少し、それに代わり相続や土地活用の提案を強化するようになり、気がつけば地主に対する土地活用のためのマンション建設などの営業が中心となっていました。私は注文住宅の営業が好きで続けたかったのですが、少子高齢化によって新築着工戸数が年々減少しており、今後も注文住宅市場が盛り返すことはないと考えるようになりました。このままでは家族を養っていくことができなくなります。そこで少子高齢化を逆手に取って今後発展する業界を目指したいという気持ちが強くなり転職を決心しました。

転職活動をはじめたときは40歳になっていたので、無理してまったく知らない異業種に飛び込むことは無謀と思い、建築知識を活かせる不動産業界での就職を目標としました。一口に不動産業界といっても様々で、マンションや中古・建売住宅を扱うのでは注文住宅の営業を行っていたときと変わらず少子高齢化の影響を受けてしまいます。また、これらの販売に特化した業態だと新規営業の繰り返しで気が休まりません。そこで注文住宅時代の経験から若い世代の戸建離れを考えると、今後都内を中心に賃貸需要が高まるのでは、と考えました。そして賃貸に関する様々な仕事を調べて辿り着いたのが不動産投資会社です。東京の不動産は、世界の主要都市の中でも特に高い利回りが得られます。そのため世界各国の投資家も東京の不動産を投資対象としており、そのスケール感とマイナス金利を追い風に不動産投資が活況であることに非常に魅力を感じました。このような経緯で最初に面接を受けたのがアクティスコーポレーションです。実は当社の面接を受けて、そのまま入社を決断しました。他社は受けていません。その理由は、まずホームページからお客様重視の姿勢が十分伝わったこと、そして面接時の話からITを駆使してお客様に困らないことと、売って終わりではなく末永くお客様とお付き合いができることが分かったからです。

アクティスコーポレーションの特徴は?

私は当社以外の不動産投資会社に勤めたことがないので、他社のことはほとんど分かりません。ただ、複数等の投資不動産をご所有で他社のコンサル会社のご提案サービスを受けている、クライアントからはたびたび提案力と出口戦略を褒めていただきます。当社は収益不動産の所有を希望されているクライアントへ、資産形成の計画をご提案しています。そのために日々不動産情報や金融情報に対して幅広くアンテナを張り、クライアントの目的・目標達成のために提案力を磨いています。
また私は常々不動産を利用した資産形成は、どれだけ安定した収益を得られるか、そして少しでも資産価値を高めた上でどれだけ長期運営できるか、がカギだと考えています。そのためにはしっかりと管理運営をしていかなければならないのですが、当社では物件を仲介したら終わりではなく、空室対策やエリアマーケティング、室内デザインの企画やリノベーションのご提案、さらに適正賃料査定などの投資効果中間分析を行って不動産価値を高め、最終的には売却まで視野に入れたコンサルティングを行っています。おそらく他社であれば、住宅やマンションの売買や、賃貸の仲介といった特定の不動産業務がメインとなるかと思います。当社では売買、賃貸、投資、税務等、不動産に関する多岐に渡る知識が求められ、総合不動産のプロフェッショナルとして成長できる環境が他社との違いかと思います。

現在の業務とその難しさは?

私はアセットマネジメントチームで、おもに新規顧客のコンサルティングを行っています。クライアントは富裕層が多く、すでに数億円規模の不動産を所有されている方も少なくありません。それらの方々は、不動産においての諸問題や次の投資をするうえでの課題の解決方法を模索しています。私たちはその課題を解決するために「数字」での説明を心掛けています。当社の社訓の一つに「事実を基に分析し、根拠をもって数字で説明する」という訓示があります。クライアントが所有する不動産情報や源泉徴収、確定申告書、通帳、また法人決算書の情報、そして借入内容などのすべての情報を多くの時間を費やし把握して分析し、一つの解を数字によって説明するのが大変難しいところでもあり、面白いところでもあります。

アクティスコーポレーションで
仕事をする醍醐味は?

前職では、在職している会社の仕事を全うすることが当然と考え、投資やサイドビジネスは少しも考えたことはありませんでした。不動産投資の本を読むと当然ながら不労所得というワードが出てきますが、私は頭が固いせいか入社当初はその言葉に強い抵抗感があったことを覚えています。ところがこの3年間で約300人以上のクライアントとお会いさせていただき考えが一変しました。年収数千万円のスーパービジネスマンが、仕事をしながら自分の法人を立ち上げて不動産投資で成功していたり、不動産投資で成功したことにより早期退職を実現して賃貸業を本業とする方々とお話させていただくことで、今までなんて狭い視野で仕事をしていたのだろう、と感じています。不動産投資を通して様々な生き方があることを学べたことは、私の中では革命的な出来事でした。そんな不動産投資の世界に従事して数億円規模のご提案をするのは、とても刺激的です。商談が成立した瞬間は今までの努力が報われるとても嬉しい瞬間ですし、そのことでクライアントも喜んでいただけることが最大の醍醐味であると感じています。

今後の目標は?

悪い言い方になってしまいますが、多くのクライアントはとても頑固です。目的・目標を達成するためには当然のことでしょう。しかし、クライアントが選んだ道が間違っていれば、私たちも頑なに軌道修正を説得しなければなりません。当社では「クライアントの為になる提案は遠慮なく提案する」という社訓があり、クライアントの目的・目標を達成するために、現在の進め方が違うと感じれば、数字という根拠をもってクライアントに伝えることが使命と捉えています。もちろん自分の考えが間違っている時は素直に訂正し、クライアントから教えをいただくこともありますが、いずれは「不動産投資のことはアクティスコーポレーションの○〇に聞いた方がいい」と投資家の間で噂されるようなコンサルタントになることが当面の目標です。

不動産業界で就職活動をする方にメッセージを

たった一つの理由だけで転職をする人は少ないと思います。多くの場合は積み重なった様々な理由が転職の動機になっているでしょう。また闇雲に転職をしても長続きせず、何度も転職を繰り返すことにもなりかねません。そこで転職をするなら明確に目標を定めて活動をすることをお勧めします。私は少子高齢化を逆手にとること、今まで培ってきた建築の知識が少しでも活用できる業界で直ぐにパフォーマンスが発揮できること、そしてお客様も会社も私もWin-Winの関係が築けることを目標と定めました。また、これは自分に言い聞かせたことでもありますが、一度就職をしたらどんなにつらくても、厳しくても、悲しくても、心が折れても最低3年は続けるべきだと思います。たった1~2年ではその仕事の醍醐味は何も分からないからです。私の場合、この考えは日常の仕事にも通じており、何かプロジェクトがあれば必ずやり遂げる、という強い気持ちにもつながっています。転職をするなら、仕事に真摯に取り組む姿勢と、困難に打ち勝つ気持ち、そして誰かの役に立ちたいという気持ちが必要不可欠ではないでしょうか。

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